こんにちは、キャンパーとしたろうです。
暑い夏でもやっぱり焚き火はしたいなぁ。
最近は焚き火台はほぼ必須ですが、いろいろなメーカーがたくさんの焚き火台を出していて選ぶのに迷いますよね。
そこで今回は、「ファミリーキャンプにちょうど良いサイズでリーズナブル」と宣伝されているユニフレームの「ファイアーグリル」を深堀りしていきますね。
5分ほどでユニフレームファイアーグリルの特徴がわかりますので、ぜひご一読を。
ユニフレームファイアーグリルの特徴
- 材質(本体):ステンレス
- 材質(脚・焼き網):鉄・クロームメッキ
- 重量:約2.7kg
- 使用時サイズ:約43×43×33(網高)cm
- 収納時サイズ:約37.5×37.5×7cm
- 耐荷重:約20kg
ユニフレームは「ユニークな炎(フレーム)を創造する」という理念のもと、1985年に創設された日本のメーカー。
そのメーカーの中で、ユニフレームファイアグリルは超定番品として人気のある焚き火台ですね。
形状は正方形で、焚き火台の2大役割である焚き火と料理のどちらにも考えられ、使いやすく作られているなかなかの逸品。
さらにステンレスボディのタフさ。
耐荷重も20kgと、ダッチオーブンも使用可能ですよ。
また、基本的にはファミリーキャンプ、オートキャンプ向けの焚き火台ですが、ソロキャンプ用のファイアグリルsoloも展開してますね。
ユニフレームファイアーグリルのメリット
ユニフレームファイアーグリルは、ステンレス製のため耐久力があり、長く使えてコスパがいいですね。
公式サイトには丁寧な組み立て方の動画も掲載されていて、初心者でも組み立て・片付けが簡単にできますよ。
さらに、オプションが豊富で使い方の幅が広がりますね。
そのほとんどのオプションパーツも一緒に専用ケース(別売)に収納できるので、どこにあるか探したり、持っていき忘れるのが減りそうですね。
さらに片付けをもっと楽したい方は、アルミホイルを使用すると後片付けがずっと楽になりますよ。
また、ユニフレームファイアグリルを2台持っている人は、重ねて収納することができ、2台収納時でも外寸は1台のときと同じですよ。
ユニフレームファイアーグリルのデメリット
ユニフレームファイアーグリルは収納ケースが付属しておらず、別に購入しないとならないですね。
また、折りたたんでもそれほど小さくならなく、重量が2.7kgあるため、徒歩キャンパー、ツーリングキャンパーには向かないでしょう。
さらにソロキャンパーにはサイズも大きすぎますね。
そんな人のために、小型のファイアーグリルsoloも販売されていますよ。
ユニフレームファイアーグリルとsoloの比較
ユニフレームファイアーグリルは、一回りサイズの小さいサイズ「ファイアーグリルsolo」も販売してますね。
こちらは、2022年に廃盤になりましたが、2023年2月に復刻されました。
基本構造はファイアグリルと同様ですが、サイズが29.5cmなので薪の長さを調整しないとはみ出ますね。
はみ出ると、燃えた後の灰が焚き火台の外に落ちるので、焚き火シートは必須。
さらに薪がはみ出ていると、焼網が乗らなくなるので、料理が難しくなります。
また、solo用のオプションパーツは交換用の焼網しかなく、シンプルに使用するということですね。
でも収納ケースは付属しており、若干の厚みはありますが、重量も900gと軽いので、ソロキャンパーや徒歩キャンパーにはおすすめですよ。
ファイアーグリル | ファイアーグリルsolo | |
幅(使用時) | 43cm | 29.5cm |
高さ(使用時) | 33cm | 18cm |
幅(収納時) | 37.5cm | 21cm |
高さ(収納時) | 7cm | 5cm |
重量 | 約2.7kg | 約900g |
耐荷重 | 約20kg | 約5kg |
ユニフレームファイアーグリルの収納ケース
ユニフレームファイアグリルは、収納ケースが付属していないので、購入はマストですね。
この収納ケースはファイアグリル専用のケースで、2台収納も可能。
引裂きにも強く丈夫ですね。
ほとんどのオプションパーツも一緒に収納できて便利ですよ。
(FGポットハンガーは収納できません)
- サイズ:約43×10×40.5(高さ)cm
- 材質:ポリエステル420D・PVC
ユニフレームファイアーグリルの焼き網・ロストル
ユニフレームファイアーグリルに付属している焼き網とロストルの交換用ですね。
ロストルは火床に置く底板のことです。
なかなか壊れないと思いますが、万が一の時に個別に販売されているのは安心ですね。
- 焼き網
- サイズ:約35×35cm
- 材質:鉄・クロームメッキ
- ロストル
- サイズ:約33.5×33.5cm
- 材質:ステンレス鋼
ユニフレームファイアーグリルの五徳
ユニフレームファイアーグリルには、ヘビーロストル、ヘビーゴトクという頑丈な五徳が2種類ラインナップされてますね。
どんな料理をするかによって、選びましょう。
ではそれぞれ紹介していきますね。
ヘビーロストル
ヘビーロストルは、ロストル(底板)としても使用できますが、頑丈な焼き網や五徳として使用できますよ。
ダッチオーブンなど重量のある料理道具を使用するときには必須でしょう。
ただ重量は1.2kgと重いです。
- サイズ:約33.5×33.5cm
- 材質:ステンレス鋼
- 重量:約1.2kg
ヘビーゴトク
ヘビーゴトクは2023年4月に発売された新製品で、中央に穴の開いた頑丈な五徳ですね。
こちらも頑丈な分、990gとなかなか重いですが、焚き火料理中にもゴトクの中央から薪を追加できるのは大きなメリットでしょう。
- サイズ:約33.5×33.5cm
- 材質:ステンレス鋼
- 重量:約990g
ユニフレームファイアーグリルの鉄板
ユニフレームファイアーグリルには、2種類の鉄板があります。
それぞれ得意料理がありますので、スタイルに合わせて選びましょう。
では紹介していきますね。
エンボス鉄板
エンボス鉄板は、凸凹のあるエンボス加工で食材がこびりつきにくい。
表面の傷つきを気にせずガンガン使いたい場合やたくさんの炒め物などに適していますよ。
またエンボス鉄板・フッ素鉄板ともに、ファイアグリルの炉内に収納でき、収納ケースにしまえますよ。
- サイズ:約32×32.3×2(高さ)cm
- 材質:鉄2.0mmエンボス加工
(クリアラッカー焼付塗装) - 重量:約1.9kg
フッ素鉄板
フッ素鉄板は、表面のフッ素樹脂加工により、油をひかなくてもこびりつきにくくお手入れ簡単!
ただ、金属製のフライ返しが使えない、強火が使えないなど注意も必要。
フッ素鉄板は弱火~中火でじっくり焼きたい料理に向いてますね。
フッ素鉄板もファイアグリルの炉内に収納でき、収納ケースにしまえますよ。
- サイズ:約32×32.3×2(高さ)cm
- 材質:鉄・フッ素樹脂加工
- 重量:約1.9kg
ユニフレームファイアーグリルのその他オプション
ユニフレームファイアグリルには、その他にもオプションパーツがそろってますね。
それぞれ紹介していきましょう。
FGハンガー
FGハンガーは、ファイアグリル専用のツールハンガー。
どこに置こうか困っていたトングやリフターをスマートに配置でき、もう置き場に困りませんね。
ファイアグリルの脚部に差し込むだけの簡単セッティングで、長さ約55cmのトングがかけられますよ。
また収納時は、ファイアグリルの炉内に収納でき、持ち運びが楽ですね。
- 全長サイズ:約48cm
- 材質:ステンレス鋼(Φ5mm)
- 重量:約120g
- 耐荷重:約1kg
FGポットハンガー
FGポットハンガーは、ダッチオーブンなどを吊るして安定した焚き火料理を可能に。
(ダッチオーブンは10インチまで)
ファイアグリルの脚を利用してコンパクトに楽しめますね。
さらにツールハンガーも付属しており、トングなどもかけられますよ。
ただ、ファイアグリルの炉内には収まらないので、専用の収納ケースが付属しています。
- 収納時サイズ:約78cm
- 脚材質:ステンレス極太Φ7mm
- 鎖材質:スチール
- 重量:約1.3kg
- セット内容:収納ケース
- 耐荷重:約10kg
ユニフレームファイアーグリルの口コミ
ここで、ユニフレームファイアーグリルの口コミを紹介しますね。
王道の焚き火台。重さは多少あるものの面積が広く色々な料理やBBQが出来るのが魅力的。
価格もそんなに高いわけではないので初心者が最初に持つ焚き火台として優秀。
出典:Amazon
安定性や燃焼効率や耐久性は抜群
ただし、網を載せるツメは短く、薪の追加は網を退かさないと難しい
炭になった後も網と炭が近くて食材が接触しそう
もう2センチ程でもいいからツメが長ければかなり使い易くなったのでは
あとは重量と収納してもあまり小さくならない事は欠点
総評としては大きめ自動車キャンプ前提のファミリーやグループ向けの優秀な焚き火台
出典:Amazon
おうちBBQのために購入しました。
定番のアイテムなのも納得です。
かなりしっかりした作りのため重量はそこそこありますが、その分安心感もあります。
囲炉裏テーブルの中心にセットしてバーベキュー・焼き芋・ポップコーンと楽しみました。
本体はすぐに汚れてしまうため、アウトドア用の厚手のアルミホイルを敷いて使うと片付けも楽ちんです。
出典:Amazon
主にこれまでは庭でのバーベキューに使用しています。
単純な構造とは裏腹に堅牢な作りで安定性もばっちりです。
焚き火をしたり、上にダッチオーブンを置いたりしてもびくともしません。
人工芝を溶かすこともなく、希望通りの働きをしてくれます。
出典:Amazon
ユニフレームファイアーグリルのこんな人におすすめ
ユニフレームファイアーグリルは、ファミリーでのオートキャンプで焚き火も料理も楽しみたい人におすすめですね。
さらに豊富なオプションを利用して、自分のキャンプスタイルに作り上げたい人にもおすすめ。
ただオプション無しで料理をする場合、薪の追加がしづらかったり、火加減が難しいなどありますね。
ユニフレームファイアーグリルのまとめ
ユニフレームファイアーグリルは、設営、片付けが簡単でリーズナブルな焚き火台。
オプションも豊富で、焚き火を楽しめますね。
折りたたんでも、それほど小さくなりませんが、別売のほとんどのオプションパーツも一緒に収納できるので、どこにあるか探したり、持っていき忘れるのが減りそうですね。
それでは、安全に気をつけて、焚き火を楽しみましょう!