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焚き火台ピコグリル398を買ってはいけない「6つの理由」

こんにちは、キャンパーとしたろうです。

スイス生まれの人気の焚き火台ピコグリル398。

A4サイズの収納、軽さ、美しさ、そして燃焼効率の良さから大好評の焚き火台。

本当に、そんなに良い焚き火台なの?

今回は、そんなピコグリル398の疑問を徹底調査。

6分ほどでわかりますので、ぜひご一読を。

ピコグリル398の特徴

ピコグリル398は、芸人のヒロシさんも愛用している焚き火台。

特徴はなんといっても、薄い!軽い!美しい!

1983年にスイスで設立されたSTC社の焚き火台。

軽量、高品質で長期使用可能、そして環境へも配慮したもの作りを行っていますね。

でも、気を付けてください。

安易にピコグリルを買ってしまうと、こんな結末が…

ピコグリル398を買ってはいけない6つの理由!

ピコグリル398は、ソロからカップルの少人数用の焚き火台です。

専用収納ケースがセットになってますね。

また、販売店によっては、スピット(串)がセットになっているものもありますよ。

ではこれから、ピコグリルの買ってはいけない6つの理由を深堀していきますね。

①薄すぎ&軽すぎて、ちゃんと準備をしたことを忘れてしまう!

出典:Amazon

重量は、ピコグリル398本体と、スピット(専用串)2本を合わせても443g。

500mLのペットボトル1本よりも軽い。

さらに、驚きはその薄さ。

パーツは簡単に平らにたため、付属している専用の収納ケースにしまうと、その厚さは驚くほど薄い、たったの1cm。

まるでA4サイズのノートのようなコンパクトさです。

ザックに入れても、車に積んでも、入っているのか分からなくなってしまい、「あれ、ピコグリル入れたっけ?」なんて不安になってしまいますね。

②薪を小さくするのがめんどうになってしまう

出典:Pikari outdoor-shop

コンパクトな収納サイズから、一度組み立てると思いのほかのサイズに変身。

小さな焚き火台を使ったことがある人はわかると思いますが、キャンプ場で手に入れた薪が大きすぎて扱いづらいってこと、よくありますよね?

ピコグリル398は、キャンプ場で販売している薪をそのまま使えてしまうんですよ。

大きい薪を小さくする作業も焚き火の醍醐味ですが、ピコグリルに慣れてしまうと、もうその作業がめんどうになってしまいますね。

③薪の組み方を忘れてしまう

出典:Amazon

ステンレス製の火床は「くの字型」にデザインされ、底部に窪みがあり、さらに空気の通り道を確保するためのスリットも完備。

そこに大きな薪を横に並べることで、ガンガン燃え上がってくれるんですよ。

本来、焚き火は薪をきちんと組まないと、なかなか安定して燃えないですよね。

ここまで簡単に燃えてしまうと、正しい薪の組み方を忘れてしまいますよ。

④焚き火料理が簡単にできてしまい、普通の料理を忘れてしまう

出典:Pikari outdoor-shop

オプションの「スピット(串)」を追加することで、料理の幅が広がりますね。

これを使えば、鍋やケトルの上に載せたり、お好きな食材を串刺しして串焼きを楽しむことができるんですよ。

さらに、市販の焼き網を載せて、美味しい焼き物も存分に楽しんでいる人たちもいますね。

ここまで焚き火で料理ができてしまうと、普通の料理方法を忘れてしまいますよ

⑤キャンプに余裕ができ、性格が変わってしまう

組み立てはめちゃくちゃ簡単で、説明書不要で素早くセットアップ完了!

最初に脚を組み立て、2つのステンレス板を ”くの字” にはめ込み、フレームと結合させるだけ。

超短時間でサクッと終わっちゃいますね。

組み立て、片付けが簡単にできて、時間に余裕ができますよ。

準備片付けにイライラすることもありません。

1年後・・・キャンプですっかりおおらかになったあなたを見て、「なんか性格変わった?」なんて言われるかも?

⑥快適すぎで、ピコグリルなしではキャンプできなくなる

薄い!軽い!美しい!の3拍子そろった焚き火台。

安定感もあり、料理も焚き火も楽しめるのに、収納時は軽くてとてもコンパクト。

もうピコグリル398なしではキャンプできない!

もう他の焚き火台には移れない、購入を検討している人はくれぐれもご注意を!

本当に買ってはいけないの?

ピコグリル398はキャンプ愛好者の魔法のような焚き火台。

軽量でコンパクト、薪の加工不要、簡単に組み立て、料理も楽々。

準備と片付けのストレスを減らし、キャンプをより楽しいものにしてくれますよ。

その快適さに、他の焚き火台にはもう戻れませんね。

ピコグリル398のその他気になる点

ピコグリル398のその他、気になる点も紹介しておきますね。

地面への影響

ピコグリルは薪を置くプレート(火床)が、他の焚き火台と比べて地面に近い。

なのでちょっと大胆に焚き火を楽しむと、熱い炎が地面を焼いたり、火床の周りから火の粉や燃えカスが散らばったりすることがありますね。

だからピコグリルを使う際には、焚き火シートを敷くなど地面を気にすることも忘れずに。

偽物・類似品が多い

ピコグリルは、類似品や偽物(パチモンのピコグリルで「パチグリル」)が多く出回ってますね。

これらの偽物は、安い!

ですが、品質がそんなにオススメできないんですね。

じつは、使っている最中に加熱によって形が崩れたり、不安定になったりすることがあるんですよ。

それに、重い薪をのせると、火床がズレたり、崩れたりしてしまうことも。

さらに、バリが多く手にケガをするリスクもありますね。

安心して焚き火を楽しむためにも、偽物には注意が必要ですねよ。

としたろう

クオリティNo1の正規品がおすすめですよ!

ピコグリルのサイズ比較

出典:Pikari outdoor-shop

ピコグリルには5種類の焚き火台があります。

  • ピコグリル 85
  • ピコグリル 239
  • ピコグリル 398
  • ピコグリル 498 
  • ピコグリル 760

ここで、ピコグリル85と239は、小型のネイチャーストーブのようなタイプになるので、今回は、ピコグリル398、498、760を比較しますね。

ちなみに、3種類とも専用の収納ケースが付属してますよ。

ピコグリル サイズ比較
サイズ398498760
幅(使用時)38×25cm41×28cm54×38cm
高さ(使用時)24.5cm21.5cm27cm
幅(収納時)33.5×23.5cm35×25cm45×30cm
高さ(収納時)1cm1.8cm2.5cm
重量(本体)365g490g740g

横にスクロールします

ピコグリル398のオプション

ピコグリル398のオプションを紹介していきますね。

スピット(串)

出典:Pikari outdoor-shop

ピコグリルを使用するときに大活躍するスピット(串)は、料理する際には欠かせないアイテムですね。

食材へ直接刺して使用するほか、ピコグリルのフレーム部分に置けばフライパンや鍋などを載せることもできますよ。

また、本体とセットで販売もしてますね。

スピット(串)
85/239/398用
サイズ31×5.8×φ0.35cm
重量39g
材質ステンレス

横スクロールします

グリル網

出典:Pikari outdoor-shop

ピコグリル専用の焼き網ですね。

でも100均の網でも代用はできますね。

グリル網
398/498用
サイズ30×16×0.4cm
重量150g
材質ステンレス

グリルトング

出典:Amazon

斬新なデザインのグリルトングは、食材や火床の木・炭を掴むトングとしての機能はもちろんのこと、高温のグリル網の移動にも使えますよ。

グリルトング
サイズ27×8×0.6cm
重量45g
材質ステンレス

ピコグリル398と他のメーカーとの比較

ピコグリル398と他の人気の焚き火台シリーズのソロサイズと比較してみましょう。

やはり、重量が本体365gという軽さが群を抜いていますね。

さらに収納時の「A4サイズで厚さ1cm」という薄さ。

このコンパクトさで、キャンプ場で買った薪を、切らずにそのまま使える豪快さがありますね。

焚き火台比較
使用時サイズ収納時サイズ重さ大きな薪の使用
ピコグリル39838×25×24.5cm33.5×23.5×1cm365g
スノーピーク
焚火台S
28.5×28.5×20.5cm35.5×41×2cm1800g×
ロゴス
ピラミッドグリル
コンパクト
19×19×15cm18.5×24×3.5cm1000g×
ユニフレーム
ファイアーグリル
solo
29.5×29.5×18cm21×21×5cm900g×
コールマン
ファイアーディスク
ソロ
φ30×16cmφ32×10cm900g×

横スクロールします

※大きな薪の使用「×」でも、無理やり乗せれば使用できなくないですが、安定感が悪くなったり、料理ができないなどがあります。

ピコグリル398の口コミ

ここで、ピコグリル398の口コミを紹介しますね。

念願だった焚火台だったので嬉しいです。

今まで別の焚き火台を使用していたのですが、組み立てが全然違います!

まぁ。使用していた焚火台にもよると思いますがこんな簡単に組み立てれて、安定感も変わらないので、これは乗り換えになりそうです。

出典:Amazon

ヒロシさんの愛用品で、良品だということはわかっていましたが、なんせお高くて手が出せず、安価なTOKYO Camp製を使ってました。

そちらも決して悪くはないと思います。

ところがある時、キャンプ場でレンタルしたピコグリルを試用してみて目が覚めました。

軽さ、扱い良さは群を抜いています。迷わず購入に至りました。

パーツごと買い換えられるのもgood。耐久性については未知です。

出典:Amazon

キャンプツーリングでも焚き火がしたく思い、軽量でコンパクトに収納ができるこちらの商品を購入しました。

キャンプ場などで販売されている薪を切らずにくべることでき、また燃焼効率が高いため燃え残りがあまり出ません。

火床のスリットから灰が少し落ちてしまうので、芝生の上などで使用する場合は焚き火台シートを敷くなどした方が良いと思います。

出典:Amazon

似たような焚き火台は沢山ありますが、正規品だけあって組み立て時の精度や動きのスムーズさは◎

薪は特に何もしなくてもガシガシよく燃えます。

また、燃えかすを処理した後1分ほどで触れても熱くない温度に下がるので、素早く片付けられるのも利点です。

炭を使った場合など、局所的に長時間高熱にさらされるとその部分が若干変形することがありますが、組み立てや全体としての強度に問題はありません。

(添付の取扱い説明書によると、裏返しに組み直して使えば変形部分が元に戻ることがあるそう)

出典:Amazon

軽い、小さい(薄い)。
シンプルなものほど設計は難しい。
高すぎとか言ってる人はパチもん買っちゃいけませんよ。

出典:Amazon

ピコグリル398がおすすめな人

としたろう

ピコグリル398は、次のような人におすすめですよ♪

  • 焚き火台をコンパクトに持ち運びたい人
  • 徒歩やツーリングキャンプをする人
  • 焚き火で料理をしたい人
  • 少人数で焚き火を楽しみたい人
  • 焚き火台の組み立て・片付けを楽したい人
としたろう

逆にピコグリルが、おすすめできないのは次のような人ですね

  • 多人数で焚き火を楽しみたい人
  • 薪を大量に焚き火台にくべたい人

ピコグリル398は、軽くてコンパクトに持ち運べるのに、安定感もあり、料理も焚き火も楽しめる欲張りな焚き火台ですよ。

としたろう

やっぱりベストな焚き火台ですね

ピコグリル398のまとめ

ピコグリル398は、薄い!軽い!美しい!の3拍子そろった焚き火台。

安定感もあり、料理も焚き火も楽しめるのに、収納時は軽くてとてもコンパクト。

偽物もいっぱいありますが、品質の高さで、正規品がおすすめですよ!

それでは、安全に気をつけて、焚き火を楽しみましょう!